手袋の洗いどき

いちおうリュックに入れて出かけたものの、朝も夜も手袋を使うことはなかった。


帰り道、もう洗ってしまおうかと考えた。でも、また寒くなるかもしれない。


寒い日に手袋がないのは、とてもつらい。心まで凍てつくようだ。


一方、結局使わなかった手袋が、今日みたいにリュックの中でかさばっているのも、なんだか悔しい。


手袋を洗うべきか、洗わぬべきか。

それが問題だ。


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シェイプ・オブ・ウォーター

もしも、この不思議な生き物がCGで作られたクリーチャーだったら、パンフレットは買わなかったと思う(しかも820円もするやつ)。


この不思議な生き物の特製スーツ感を感じるたびに、ぐっときてしまいました。お風呂にいっぱい鱗が落ちてるとこなんかも、ぐぐっ!


等身大の半魚人という感じが、たまらなくよかったです。


そして、なんとも男だなぁって言う色気もあって、最後には私もシェイプ・オブ・ウォーターしたくなってしまいました。


つまりは、ギレルモ監督の作り出したおとぎ話の中で、すっかり夢みてしまったというわけです。


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しあわせの絵の具

観たいと思ってから観に行くまでが最速の映画だったかもしれません。


それは、やっぱりモード・ルイスの絵の力だったと思います。早くあの可愛らしくて美しい絵の世界を見たかったのです。


映画を見て、本物のモードとエベレットのことを、もっと知りたくなってしまいました。


ふたりで春の道をドライブしている絵があります。モードの白い襟巻きは風になびいていて、彼女がウキウキしているのが伝わってきます。エベレットの茶色の帽子と赤いジャケットもかっこいい。ふたりともサングラスをかけて。とってもオシャレ!


ふたりでオシャレして花咲く道をかけぬける。エベレットの事が大好きで、一緒にいるのが楽しくて、ふたりの生活をとっても気に入っていなければ、描けない絵だよなぁと、しみじみ思うのです。


「絵を描きながら、あなたと暮らすのが私の幸せ」というキャッチコピー、素敵です。


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ひな祭り

今週のお題「ひな祭り」


私のひな人形(女雛のほう)は、髪型がみんなが持ってるひな人形とは少し違っていました。おすべらかしの一種なのか、どこかの地域の特色なのか、ひな人形を見るたびに、いつもその事を思い出します。


ひな人形が飾られると、小さい子どもながらに、これは触ってはいけない、というのが分かるから不思議です。


それがおひなさまのもつ神々しさなのでしょうか。少し距離を置いて、いつまでも眺めていました。


ひなあられも、ひな祭りの楽しみの一つです。白いあられは普通、色付きあられは少し特別、色付きの大玉はもはや秘宝、という価値観でひなあられを味わっていました。


今もその感覚は残っていて、色付き大玉を食べると得した気分になります。



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心地よい会話

さいきん、なんとも心地よい会話をしました。


「うさぎの親子と、犬の親子と、熊と...あと猫もいましたね。」
「あらいぐまもいましたっけ?」
「あー、あらいぐまもいたような気がしますね。」
「さいきん、パンダもいるんですよ。」
「え、パンダもいるんですか?!」

シルバニアファミリーにどんな親子がいたか、という話です。
 
中ぐらいに残業した夜に、同僚とのんびり歩きながら、仕事の愚痴でもなく、目標語りでもなく、シルバニアファミリーの親子の話をする。

これからも、こういう会話のできる大人でありたいです。

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